一般財団法人日本抜刀道連盟
理事 教務部長・境 泰雅
来る2月14(日)東京武道館にて開催予定の段位審査会(午前中は五段以下審査・午後は六、七、八段位審査と称号審査)は新型コロナ対策の安全を確保し万全の状態で実施いたします。
武道は「礼」に始まり「礼」に終わると言われる様に、日本抜刀道連盟の制定刀法の一本目から十本目まですべての技がこの「礼」の中に収まり、かつどの技も開始線から進み開始線にもどるまでが一本の技である事が大切であると考えます。したがって制定刀法教本を柱に据え、その教本に書き込めない部分、行間を日々の修練で埋めてゆく事が、これからの大きな目標の一つと考えております。
「斬れる剣術」を目指して、より奥深い日本抜刀道連盟の制定刀法を完成してゆきたいと願っております。